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Midori - よくある質問

このドキュメントは LGPL 2.1 のライセンス下で利用できます。

これは Midori ウェブブラウザに関するよくある質問の一覧です。どなたでもこのページを改善または拡張していただけますが、公正で、他の Xfce ユーザにとって読みやすいものとなるよう心がけてください。

初めてみましょう

Midori について

"Midori" とは何ですか? 私は使ってみるべきですか?

Midori は軽量で高速であることを目指しているウェブブラウザです。Xfce の外部の資源を最大限に活かすという方針とも協調しています。

Midori はなんと発音するのですか? そしてその意味は?

発音はそのまんま「みどり」です。日本語の緑色にちなんで名付けられました。

ロゴマークの意味は?

どう見ても緑色の猫の足でしょ? そして “Midori” の “M” にも似ています。その曲線が速さを強調しているはず。

Midori はどのプラットフォームで動作しますか?

Midori は基本的に非常に移植性が高く、依存するソフトウェアがサポートするすべてのプラットフォームで動作するはずです。

Midori はどのライセンス下で配布されますか?

Midori および付随するアートワークはすべて LGPL2 のライセンス下で利用可能です。

共通の問題

モバイルバージョンで Google Mail/カレンダ/マップや Facebook が表示されない、または動作しないのはなぜですか?

それらがあなたのブラウザを未サポートブラウザとして区別しているからです。「設定」>「ネットワーク」>「識別名」で “Safari” を選択してみてください。その他多くのウェブサイトも同様の手段でブラウザを検出しています。

理想的には、Googleがいつか自らの提言に従うでしょう。

"missing icons" といった警告メッセージが出ます

Midori で用意しているテーマアイコンは非常に限られています。例えば新しいタブやスロバーのアイコンは他に依存しています。これを解決するには、freedesktop.org 仕様に準拠した Tango や Gnome あるいはそれらと互換のあるアイコンテーマを使用してください。

Gtk レベルでの Midori の微調整

あなたの使用するデスクトップアプリケーションが Gtk 設定を意識しないとか、インターフェイスが特定の機能をサポートしていないのであれば、~/.gtkrc-2.0 や /etc/gtk-2.0/gtkrc で手動で設定できます:

Tango をフォールバック用アイコンテーマとして使用する場合:

gtk-icon-theme-name = "MySuperFancyTheme"
gtk-fallback-icon-theme = "Tango"

ツールバーのアイコンを小さくしたい場合:

gtk-toolbar-icon-size = GTK_ICON_SIZE_SMALL_TOOLBAR

カーソルの下のメニューのホットキーの変更を許可する場合:

gtk-can-change-accels = 1

Midori がページが読み込まれる前にクラッシュします。

それは Glib 2.16 で発生する問題です。Glib を 2.18 以降にアップグレードしてください。

Flash や Netscape プラグインが動作しません。

環境変数 MOZ_PLUGIN_PATH を設定してください。以下に例を示します:

export MOZ_PLUGIN_PATH="/usr/lib/mozilla/plugins"

公式の Flash プラグインのファイル名は libflashplayer.so です。

上記コマンドを実行し、同じターミナル上で Midori を起動してください。常時この設定を有効にする場合は、~/.bash_profile や /etc/profile.d、あるいはディストリビューションが指定する場所に追加してください。

Flash がいつもクラッシュします。

あなたの使用するディストリビューションのリポジトリから、nspluginwrapper かそれに似た名前のものを探してみてください。それによってプラグインは自身のプロセスで動作するようになるため、ブラウザ全体が引きずられて落ちることはありません。

HTTPS URL が読み込まれません。

それは Webkit の問題です。以下のように指定して Midori を起動することで回避できます:

export WEBKIT_IGNORE_SSL_ERRORS="1" midori

マウス中央ボタンでのスクロール

Ubuntu フォーラムのスレッドを参照してください。

HTML5 Video が再生されません。

そのコーデックが実装された GStreamer プラグインが必要です。

  1. PulseAudio を使用するなら gstreamer0.10-pulse が必要です。
  2. ALSA には gstreamer0.10-alsa が必要かもしれません。ディストリビューションによります。
  3. Arch Linux では liboil がインストールされていなければインストールしてください (このバグ報告を参照してください)。
  4. Theora には gstreamer0.10-base および acc を含む MPEG-4 (例: gst-plugins-faad)、gstreamer0.10-bad が必要です。WebM には vorbis (-base)、matroska (-good)、および vp8 (-bad) 用プラグインが必要です。詳細は http://www.gstreamer.net/documentation/plugins.html を参照してください。
  5. Youtube や Vimeo には、WebKitGTK+ 1.1.20 以降が必要です。

Java が動作せず、アプレットが表示されません。

Java は WebKitGTK+ 1.1.22 からサポートされています。Sun/Oracle Javaの他 IceTea も動作することが知られています。ディストリビューションによっては設定が必要かもしれません。例えば LD_LIBRARY_PATH に libxul のパスが含まれるようにし、libnpjp2.so へのシンボリックリンクを /usr/lib/mozilla に作成するなどです。

icetea6 バージョン 1.8 以降では Midori がクラッシュします。その場合は Sun-JRE で試してください。

SOCKS プロキシサーバはサポートされていますか?

現在直接サポートされているのは HTTP プロキシサーバのみです。Unix 上で SOCKS を使用するには、以下のように tsocks を SSH で使用します:

  1. 'tsocks' をインストールする
  2. エディタで /etc/tsocks.conf を開く
  3. 例えば以下のように入力する。ポートの選択は自由です:
    server = 127.0.0.1
    server_type = 5
    server_port = 5555
  4. そのポート番号で SSH 接続を開始する:
     ssh -D localhost:5555 myhost.com 
  5. “tsocks” 上で Midori を起動する:
     tsocks midori 
  6. SOCKS 接続されているかどうかは例えば http://www.whatsmyip.org/ で確認できます。IP アドレスは SSH ホストのものとなっているはずです。SSH ログインで動作中はサスペンドしないでください。サスペンドすると動作しなくなります。
  7. 何らかの理由で接続に失敗する場合は、接続エラーの内容を確認してください。

メニューバーを非表示にするには?

「表示」>「ツールバー」>「メニューバー」を選ぶ (チェックマークを外す) とメニューバーは表示されなくなり、ツールバーの右端にメニューを表示するアイコンが表示されます。そのアイコンをクリックするとメニューバーの代わりとなる機能メニューが表示されます。

メニューバーを表示させるには、ナビゲーションバー上で右クリックし、「メニューバー」を選択 (チェックマークをつける) してください。

Midori 0.3.2 からはメニューバーがデフォルトで非表示になりました。

ロケーションバーから検索するときにピリオドが使えないのはなんでですか?

Midori はあなたが何かを検索しようとしているのか、または手入力でアドレスを入力しようとしているのかを判断しようとしますが、時々その判断に失敗するときもあります。

検索するときは、それが検索であると明示するために、検索エンジンのトークンを使用してみてください。例えば

g ほげ山ほげ蔵

と入力すると、'g' が検索で使用する検索エンジンのトークンであることを意味します。「ツール」>「検索エンジンの管理」またはロケーションバーで右クリックし、「検索エンジンの管理」を選択すると、検索エンジンとそのトークンを確認できます。

どうすればキャッシュを使用せずに再読み込みできるのですか?

Shift キーを押しながらツールバーの再読込ボタンをクリックしてください (これは Chromium、Mozilla、Opera、および Safari でも使えます)。Midori 0.3.2 からは Ctrl+Shift+R でもできるようになりました。

タブの固定/スティッキー/最小化はどうやるのですか?

タブのラベル上で右クリックし、「タブのアイコンのみ表示」を選択してください。

なぜ Google Llive Search が動作しないのですか?

「設定」の「ネットワーク」で識別名に「Firefox」を選択してください。

Mutt で HTML メールを開くには

以下を ~/.mutt/mailcap か ~/.mailcap に追加してください:

text/html; midori -a '%s'; test=test -n "$DISPLAY"; nametemplate=%s.html

スクロールがクソ遅いウェブサイトがあります。

  1. 「ツール」>「エクステンション」を選びます
  2. 「ユーザアドオン」が有効でなかったら有効にします
  3. テキストファイル ~/.local/share/midori/styles/scrollfix.user.css を作成します
  4. ファイルに次のように書きます:
    * {-webkit-box-shadow: none !important;}

ファイルを開くがうまく動きません/ PDF が GIMP で開かれてしまいます。

Midori はファイルを GIO によって開きます。そのフォールバックとして xdg-open、exo-open、あるいは gnome-open があればそれを使用します。これらはすべて freedesktop.org MIME 構成に準拠しています。これを調整するには複数のやり方があります:

  1. ファイルマネージャでデフォルトで開くアプリケーションを指定する
  2. ~/.local/share/applications/defaults.list を編集する
  3. ‘xdg-mime default evince.desktop application/pdf’などのコマンドで設定する

xdg-open は GNOME、KDE、および Xfce に対応しています。LXDE については https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=26058 を参照してください。

magnet:, irc:, apt: などをアプリケーションで開くには

git 2011-03-05 02:40:00 UTC および Midori 0.3.3 の時点では以下のやり方があります。

~/.local/share/applications/mimeapps.list に以下の行を追加する:

  x-scheme-handler/magnet=transmission-gtk.desktop

または、以下のようなスキームが割り当てられるアプリケーションをインストールする:

  MimeType=x-scheme-handler/magnet;

.desktop ファイルが不完全だと何の通知もなく起動に失敗し、それが存在してないかのように見えるので注意してください。

機能

ウェブアプリケーション/ プライベートブラウジング

自身を専用のウィンドウとする 2 つの密接に関係した機能があります。それらの利用法は以下のとおりです:

  • 「ファイル」メニュー (または機能メニューボタン) → 「プライベートブラウジング」
  • ハイパーリンク上で右クリック → 「ウェブアプリケーションとして実行する」
  • ブックマークの追加または編集 → 「ウェブアプリケーションとして実行する」にチェックマークをつける
  • コマンドラインで‘midori -a http://foo.bar’ と入力する

コマンドラインオプションには ‘-e Fullscreen’、‘-e Navigationbar’、あるいは ‘-e Statusbar’ なども指定できます (Midori 0.2.9 以降では、‘midori –help-execute’ で利用可能なコマンドの一覧が表示されます)

このようなウィンドウは常に個別のプロセスとなり、それがクラッシュしても通常のブラウザセッションには影響を与えません。Cokkie、履歴、あるいはブックマークなどのデータは保存されます。エクステンションは読み込まれません。パネルは利用できません。

Midori 0.2.9 時点のプライベートブラウジングでは設定、Cookie、キーボードショートカット、および検索エンジンが通常セッションから引き継がれますが、それらを変更することはありません。この挙動はコマンドラインから “-a” および “-c” オプションをつけることでエミュレートできます。

ダウンロードマネージャ

Midori はウェブコンテンツのダウンロードに外部のダウンロードマネージャを利用できます。利用するダウンロードマネージャアプリケーションの指定は「設定」ダイアログの「アプリケーション」タブで行えます。ダウンロードマネージャでダウンロードするには、ダウンロードリンク上で右クリックし「ダウンロードマネージャでダウンロード」を選択します。ダウンロードマネージャの一覧がWikipediaにあります。

Admiral

Admiralaria2Zenity、および libnotify-bin を利用したシェルスクリプトです。Admiral ではファイルのダウンロード先ディレクトリを GUI ダイアログで選択でき、ダウンロードの開始、終了、ダウンロード失敗、ログ失敗時に通知します。

Aria2

aria2 は軽量で複数プロトコルおよび並列ダウンロードをサポートする、クロスプラットフォームなコマンドラインユーティリティです。サポートするプロトコルは HTTP/HTTPS、FTP、BitTorrent、および Metalink です。aria2 は XML-RPC インターフェイスを具備しており、XML-RPC で aria2 を操作できます。

Uget (旧称 Urlgfe)

UGet はクロスプラットフォームなダウンロードマネージャです。クリップボードを監視し、自動的にダウンロード開始を問い合わせることができます。

GGet

GGet は GNOME デスクトップ用のダウンロードマネージャです。GNOME 以外の Gtk+ 環境でも利用できます。

プロキシサーバ

ローカルプロキシを動作させることで、ウェブコンテンツを Midori に届く前に修正することができます。 That allows you to do things similar to what user scripts and user styles provide and even others that neither is suitable for.

Midori でプロキシサーバを使用するには、2 つの方法があります:

  • WebKit は libcurl を使用しています。環境変数 http_proxy にプロキシサーバの情報を定義します:
      export http_proxy = 234.22.154.11:8000
  • WebKit は libsoup を使用しています。Midori 0.1.2 以降では「設定」ダイアログの「ネットワーク」タブでプロキシサーバを指定できます。

Privoxy

Privoxy はフィルタや広告を読み込む前にブロックする独特の機能を持つ非キャッシュ型ウェブプロキシです。

http://www.privoxy.org/faq/

Mousehole

Mousehole はスクリプトの利用が可能な Ruby で書かれたプロキシサーバです。

http://code.whytheluckystiff.net/mouseHole/

Polipo

Polipo は個人あるいは少人数のグループでの利用を想定して設計された、キャッシュ型ウェブプロキシ (ウェブキャッシュ) です。精神的には WWWOFFLE と似ていますが、実装技術では Squid の方が近いです。

http://www.pps.jussieu.fr/~jch/software/polipo/

キーボードの使用

HJKL

ページのスクロールは Vim のように hjkl を利用できます。それぞれの割り当ては、以下のように h=左 j=下 k=上 l=右 となります:

	       k
	   h     l
	     j

矢印キーでも同様にスクロールできます。

リンクを開く

Midori では Firefox のアドオン vimperator が提供しているのとよく似たヒントモードを用意しており、「.」(ピリオド) を押すと有効になります (Midori 0.3.2 の時点ではヒントが表示されるのはリンクのみです)。

ヒントを有効にし、リンクの番号をキーボードから入力し、Enter を押すとその番号のリンクを現在のタブに、Ctrl+Enter を押すと新しいタブに開きます。(Ctrl+) Enter を押す前に入力した番号をキャンセルしたい場合は Esc を押します。

タブの切り替え

エクステンションで「履歴リスト」を有効にすると、Ctrl+Tab でタブを一覧から切り替えることができます。

キーボードショートカットのカスタマイズ

エクステンションで「ショートカット」を有効にすると、「ツール」メニュー (または機能メニュー) →「ショートカットのカスタマイズ」でキーバインドを編集できます。

マウスジェスチャ

Midori ではマウスジェスチャエクステンションを具備しています (git 2009-01-21 より)。

Midori 0.3.2 の時点ではマウスの右ボタン押下によってマウスジェスチャが開始されます。

マウスジェスチャで使用するボタンは隠しオプションで変更可能です:

  1. テキストファイル ~/.config/midori/extensions/libmouse-gestures.so/config を作成する
  2. 以下を追加する:
        [settings]
        button=2

現在のリリースでのジェスチャのざっくりとした一覧は計画時のマニュアルを参照してください。詳細は MGX ウェブサイトを参照してください。

この他にも、システム全体でマウスジェスチャ操作を可能にするアプリケーションがあります。例:EasyStroke

スペルチェック

スペルチェックを有効にするには、「設定」ダイアログの「振る舞い」タブで「スペルチェックを有効にする」にチェックマークをつけてください。

キー入力中にスペルミスとみなされた単語には赤い下線が表示されます。その単語の上で右クリックするとサジェスチョンがポップアップ表示され適切な単語があればそれを選べます。

User scripts

Overview

UserScripts are scripts applied on some, or on all web pages. They can modify pages locally to add or alter functionality. That includes fixing bugs in web pages. User scripts are also available in other browsers, in the form of Mozilla's Greasemonkey or Opera's User JavaScript.

How to install a UserScript

First, you need to find some scripts (or write your own). You can find some at userscripts.org. As explained previously, a lot of scripts work, while others do not work.

To install a userscript, you have to download the script as a file, and put it in the following directory ~/.local/share/midori/scripts (you may need to create that directory if it does not exist). Midori will automatically see and use it, which you can also see in the user scripts panel.

Note, if the script is only shown as source code on the page, you first have to create a new text file in a text editor, copy the source code into the new file, and save it as my-user-script.js where “.js” is the extension.

Flash blocking via a User script

You can use BlockFlash2 as a user script which replaces all Flash elements with a button that says “Play Flash”.

Flash blocking via a User style

You can also use FlashBlock WannaBe as a user script in order to replace Flash elements with placeholders and load them on click. The script is pretty advanced compared to most Flash blockers found on the web.

User styles

Overview

User styles are CSS Cascading Style sheets that are loaded locally and applied on top of web pages, similar to User scripts, in order to add or alter functionality and also fix bugs.

How to install a user style

First, you need to find some styles (or write your own). You can find some at userstyles.org. Many styles may or may not work, depending on whether the author decided to use browser specific features.

To install a user style, you have to download the style as a file, and put it in the following directory ~/.local/share/midori/styles (you may need to create that directory if it does not exist). Midori will automatically see and use it, which you can also see in the user styles panel.

Note, if the style is only shown as source code on the page, you first have to create a new text file in a text editor, copy the source code into the new file, and save it as my-user-style.css where “.css” is the extension.

How to install a user style before Midori 0.0.20

Open up the Preferences and use the file chooser button beside User Stylesheet to choose a style sheet file. The style sheet will from now on be applied to all sites automatically.

This user css is used to display the corresponding url when a link is hovered. This is similar to what chromium/chrome provides when hovering over a link, shown on the bottom left of the page. Add the following to ~/.local/share/midori/styles, then restart Midori and make sure that it is enabled Tools → Userstyles.

Customize as needed:

a[href]:hover {
            text-decoration: none !important;
        }
        a[href]:hover:after {
            content: attr(href);
            position: fixed; left: 4px; bottom: 4px;
            padding: 0 6px !important;
            max-width: 95%; overflow: hidden;
            white-space: nowrap; text-overflow: ellipsis;
            font:10pt sans-serif !important; text-shadow: 0 0 12px white;
            background-color: ButtonFace !important; color: ButtonText !important;
            opacity: 0.8; outline: ButtonFace solid thick;
            z-index: 9999;
        }