このページでは Xfce デスクトップ環境に関するさまざまな Tips を紹介しています。
パネルプラグイン「時計」では、Pango マークアップフォーマットを使用してフォントのカスタマイズが行えます (外観が「デジタル」の場合のみ)。「時計」のプロパティで外観に「デジタル」を選択し、「時計のオプション」にタグを使用して設定します。
例:
<span font_desc="URW Gothic L Book 18">%R</span>
<span font_desc="bold 12">%R</span>
現実を直視しましょう: Xfce を使う理由の一つはそのパフォーマンスです。それはほとんどすべてのハードウェア、特に少ないメモリや古いプロセッサ上において GNOME より軽く、レスポンスもよいのです。
GUI 性能において、フォントの描画処理は非常に多くの部分を占めます。フォントのスムージング、ヒンティング、およびレンダリングをすべて有効にすると、メニューやダイアログボックスが表示されるまでにかなりの時間がかかるかもしれません。これらをすべてオフにすると、メニューやダイアログボックスは非常に速く表示されます (つまり、きびきび動きます)。ウェブブラウザ、テキストエディタ、あるいはターミナルエミュレータなどのスクロールも改善されます。
ヒンティングやアンチエイリアシングをオフにすることの欠点は、フォントの表示品質が汚くなることだけです。ラップトップの LCD においては、9 ポイント以上の “東風ゴシック” フォント、9 ポイントの “Helvetica” または “Luxi Sans” フォントを使うと綺麗に見えておすすめだそうです。また、アンチエイリアシングだけをオンにして (ヒンティングとサブピクセルヒンティングをオフにして) “Verdana” フォントを 9 ポイント以上で使うと、見た目は非常になめらかになりますが、ちょっと太めに見えます。その他のおすすめフォントを募集してます!
VNC サーバを使用してリモートから接続した場合、画面の描画、特にウィンドウを閉じる処理がが非常に遅くなります。この場合背景を単一色の白色にすると改善します。
また、リモート接続に使用するプログラムに「背景画像を表示しない」といったオプションがあれば、それを有効にすることでも改善されます。
お気に入りのアプリケーションを登録して素早く起動できる GNOME スタートメニューを使いたいときは、xfapplet panel plugin と GNOME main menu アプレットをインストールするとできます。このメニューはあなたのディストリビューションのリポジトリにあるはずです。gnome-main-menu で探してください。Xfce で使用したときのスクリーンショットはこちら、動画はこちらにあります。
パネルに xfapplet プラグインを追加し、プロパティダイアログを開いて GNOME menu アプレットを追加してください。
Xfce 4.5+ でのメニューのカスタマイズ方法も参照してください。
# ~/.gtkrc-2.0 style "panel-background" { bg_pixmap[NORMAL] = "foo.bar" bg_pixmap[PRELIGHT] = "foo.bar" bg_pixmap[ACTIVE] = "foo.bar" bg_pixmap[SELECTED] = "foo.bar" bg_pixmap[INSENSITIVE] = "foo.bar" } style "panel-color" { fg[NORMAL] = "#222222" fg[ACTIVE] = "#111111" bg[NORMAL] = "#edeff2" bg[PRELIGHT] = "#3d6eab" bg[ACTIVE] = "#3d6eab" } widget_class "*Panel*" style "panel-background" widget "*PanelWidget*" style "panel-color" widget "*PanelApplet*" style "panel-color" widget "*Panel*" style "panel-color" widget_class "*Panel*" style "panel-color" class "*Panel*" style "panel-color" class "*Tray*" style "panel-color" class "*tray*" style "panel-color"
アプリケーションを追加する場合は .desktop ファイルを作成しなければなりません。.desktop ファイルは、システムで全体では /usr/share/applications
に、ユーザのみ使用する場合は ${XDG_DATA_HOME}/applications
(通常は ~/.local/share/applications
) に置きます。
“マルチメディア” サブメニュー配下に “foo” という名前のメニューアイテムを追加する場合の .desktop ファイルの例を以下に示します:
[Desktop Entry] Encoding=UTF-8 Name=foo GenericName=bar Comment=Senseless program ever Exec=foobar Icon=/usr/share/pixmaps/foobar.xpm Terminal=false Type=Application Categories=Multimedia;
.desktop ファイルついての詳細はこちらをご覧ください。
libexo は GUI でデスクトップエントリファイルを扱うユーティリティ exo-desktop-item-edit を提供しています。コマンド exo-desktop-item-edit --create-new
で、新しい .desktop ファイルを作成することができます。
次の 2 つの方法でこれを行えます:
/usr/share/applications/
または ${XDG_DATA_HOME}/applications
から .desktop ファイルを削除することです。ただし、ここで定義されていた mime データ (ファイルの割り当て情報) も失われます。NoDisplay=true
大部分の UNIX ターミナルセッションと同様に、Xfce は、その起動をユーザカスタマイズ可能なセットアップファイルを通して行います。この init ファイルを編集し、あなたのスクリプトを実行したり、環境変数を GUI に送ったりなどできます。
自分で作った起動用コードを追加するには、xinitrc ファイルを以下のように編集してください:
/etc/xdg/xfce4/xinitrc
を ${XDG_CONFIG_HOME}/xfce4/
へコピーする。source $HOME/.bashrc # start rxvt-unicode server urxvtd -q -o -f
xinitrc についてもっと知りたい場合は、ググってみてください。
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