これは Xfce についてよく聞かれる質問のリストです。ご自由に加筆・修正してください。ただし、公平で、他の人にとって読みやすいものにするよう心がけてください。
Xfce は Unix や (Linux、Solaris、BSD などの) Unixライクなプラットフォーム用のデスクトップ環境です。Xfce は、「生産性を優先して設計され、古い保守的なシステムでもアプリケーションのロードと実行をすばやく行えます」 (Olivier Fourdan)。この理念は *NIX システムにおいて、速くて、最新で、そして効果的な作業環境を探している方ならどなたの興味もそそるはずです。
「エクス・エフ・シー・イー」(Ecks Eff See Eee) と発音します。Xfce という名前は最初 XForum Common Environment の頭文字からなるアクロニムとして名づけられました。その後、二度に渡り書き直され、XForum ツールキットを使用しなくなり、その名前だけは残りましたが、“F” は大文字ではなくなりました (“XFce” ではなく、“Xfce” です)。現在、この名前は何のアクロニムでもありません (提案: X Freakin' Cool Environment)。
ネズミは、明らかに、ありとあらゆる理由で、世界征服を狙い、怪物たらんとしています。チューチュー。
Xfce は汎用的であるよう設計されています。現在は Linux、Solaris、および BSD をサポートしていますが、IRIX、MacOS X、あるいは Windows でも動作することが知られています。
Xfce 4 コンポーネントは、フリーまたはオープンソースライセンスであり、アプリケーションについては GPL または BSDL で、ライブラリについては LGPL または BSDL の条項下で配布されています。ソースコードを見るか、より詳しい情報については the Xfce homepage をご覧ください。
Xfce は以下の方法でインストールできます:
【注意】Xfce 上からシステムの再起動やシャットダウンを機能させるためには、そのための設定や起動時の指定などを行う必要があります。その手順についてはXfce を使用しているときにコンピュータのシャットダウンや再起動ができないんです。やディスプレイマネージャーのドキュメントをご覧ください。
以下の 3 通りの方法でできます:
startxfce4
を入力する。.xinitrc
に exec startxfce4
と追加し、コンソールから statrx
と入力する。if [ "$(tty)" = "/dev/tty1" -o "$(tty)" = "/dev/vc/1" ] ; then startxfce4 fi
もちろんできます。おそらくほとんどのディストリビューションでは最初から選択できるようになっているでしょう。
LXDM は LXDE のディスプレイマネージャーですが、他の環境でも利用できます。設定に関しては、/usr/share/xsessions/06xfce4.desktop があることを確認し、ない場合は作成してください。以下に例を示します:
[Desktop Entry] Encoding=UTF-8 Name=Xfce4 Comment=Use this session to run Xfce4 as your desktop environment TryExec=/usr/bin/startxfce4 Exec=/usr/bin/startxfce4 Icon=/usr/local/share/pixmaps/xfce4_xicon1.png Type=Application
TryExec= の行はディストリビューションによって変わります。
あなたが GNOME や KDE の依存関係をなるべく減らしたく、XDM よりはマシなインターフェイスが欲しいのであれば、SLiM を試してみてください。詳しい情報は SLiM のマニュアルをご覧ください。
システムに Xfce をインストールしており、GNOME ディスプレイマネージャー (GDM) を使用して Xfce セッションを起動させたい場合は、GDM に Xfce セッションの起動方法を教えるための .desktop ファイルを作成しなければなりません。以下にそのサンプル (Xfce.desktop) を示します:
[Desktop Entry] Encoding=UTF-8 Name=Xfce4 Comment=Use this session to run Xfce4 as your desktop environment Exec=/usr/local/bin/startxfce4 Icon=/usr/local/share/pixmaps/xfce4_xicon1.png Type=Application
通常は、このサンプルを GDM が使用するセッションディレクトリにコピーすれば十分です。セッションディレクトリは通常は /etc/dm/Sessions、/etc/X11/gdm/Sessions、/usr/share/xsessions、/usr/X11/share/gnome/xsessions などになります。詳細はあなたのシステム/ディストリビューションのドキュメントをご覧ください。ファイルの作成後に GDM の再起動が必要です。
システムに Xfce をインストールしており、KDE ディスプレイマネージャー (KDM) を使用して Xfce セッションを起動させたい場合は、KDM に Xfce セッションの起動方法を教えるための .desktop ファイルを作成しなければなりません。
まず、KDE が自身の .desktop ファイルをどこから探してくるかを確認します:
locate kde.desktop
共通の場所は /usr/share/apps/kdm/sessions か /usr/local/share/kdm/sessions です。KDE セッションディレクトリを見つけたら、そこに以下のような Xfce.desktop ファイルを作成します:
[Desktop Entry] Encoding=UTF-8 Type=XSession Exec=/usr/local/bin/startxfce4 TryExec=/usr/local/bin/startxfce4 Name=Xfce4 Comment=The Xfce4 Desktop Environment
Xfce はあなたのホスト名を欲しがっています。/etc/hosts
の設定を確認してください。例: 127.0.0.1 localhost
X アプリケーションは何らかの理由でセッションマネージャーに接続できていません。考えられる原因: あなたのホスト名の解決ができていない (ログインでの問題 参照)、/home または /tmp が存在するパーティションがいっぱいである、あなたのホスト名に非 ASCII 文字が含まれている、あるいは ~/.ICEauthority か /tmp/.ICE-unix に正しいアクセス権が与えられていない。また、.xsession-errors もチェックしてください。
もちろんできます。キーボードショートカットは 2 つの箇所で定義されています。ウィンドマネージャーを操作するショートカットは、設定マネージャー→ウィンドウマネージャー→キーボード で設定します。より全般的な、例えばボリュームの調整などは、設定マネージャー→キーボード→アプリケーションショートカットキー で設定できます。これらショートカットの設定は、Xfce 4.6 以降では ${XDG_CONFIG_HOME}/xfce4/xfconf/xfce-perchannel-xml/xfce4-keyboard-shortcuts.xml に格納されています。
キーボード設定のアプリケーションショートカットでコマンドを割り当てることで使用できます。Xfce メニューのコマンドは xfce4-popup-applicationsmenu
で、デフォルトで Ctrl+Esc に割り当てられています。デスクトップメニューのコマンドは xfdesktop -menu
です。 xfdesktop -menu
を実行すると、マウスポインタのあった位置にメニューがポップアップ表示されます。
コマンド verve-focus
をショートカットキーに割り当ててください。
Windows キー (Super キーとも呼ばれます) を Xfce で使用したいときは、GTK+ のバージョンを 2.10.0 以降にしてみてください。
Xfce 4.8 より、NumLock の状態を保存するようになりました。設定マネージャー→キーボードを開き、「振る舞い」タブの「NumLock の状態を記憶する」にチェックマークをつけてください。Xfce 起動時に前回終了時の状態を復元します。
Xfce 4.6 以前では、2 つの方法があります。ディスプレイマネージャーの設定で NumLock をオンにします (GDM の設定をチェックしてください)。もうひとつは numlockx を使うやり方です。numlockx をインストールし、.xinitrc に numlockx
を追加するか、または「セッションと起動」設定で自動開始アプリケーションに numlockx
を追加してください。
xmodmap を使用して Media キーにキーコードを割り当てることにより、Xfce でショートカットキーに使用することができます。
マルチメディアキーのキーコードの取得は xev
を使用します。$HOME ディレクトリに .Xmodmap
ファイルを作成し、keycode と keysym を設定してください。以下に例を示します:
keycode 162 = XF86AudioPlay keycode 164 = XF86AudioStop keycode 160 = XF86AudioMute keycode 144 = XF86AudioPrev keycode 153 = XF86AudioNext keycode 176 = XF86AudioRaiseVolume keycode 174 = XF86AudioLowerVolume keycode 237 = XF86AudioMedia keycode 230 = XF86Favorites keycode 236 = XF86Mail keycode 178 = XF86WWW
使用可能なすべてのキーシンボルは、/usr/lib/X11/XKeysymDB または /usr/share/X11/XKeysymDB にあります。Xfce 起動時に .Xmodmap を確実に読み込ませるためには、.xinitrc
または .xprofile
に /usr/bin/xmodmap $HOME/.Xmodmap
と追加してください。ショートカットキーの設定でマルチメディアキーを押したときに、割り当てたキーシンボルが表示されるはずです。
キーボードは製品ごとに違いがあり、キーコードが異なります (例えば私のキーボードでは上記の一部が動作しません) が、いちいち XKeysymDB を探すのも面倒です。キーボードのキーコードは xev を使って以下のように取得することができます。以下のコマンドを実行し:
xev | grep -A2 --line-buffered '^KeyRelease' | sed -n '/keycode /s/^.*keycode \([0-9]*\).* (.*, \(.*\)).*$/\1 \2/p'
確認したいキーを押してください。例えば “停止” を押せば “174 XF86AudioStop” と出力されます。
いくつかの方法があります。ひとつは xfce4-xkb-plugin
を使うことです。xfce4-xkb-plugin のホームページを参照してください。また setxkbmap
コマンドに 2 つの引数を指定して変更することもできます。異なるキーボードレイアウトを選択できるようにするためには X server の設定ファイルを編集できます (Option “XkbLayout”
の値を変更します。例: Option “XkbLayout” “dvorak”
)。
設定マネージャー→外観→設定 で、「メニューのショートカットを編集可能にする」を有効にすると、ショートカットを変更したいメニューにカーソルがある状態で設定したいキーの組み合わせを押すことで、ショートカットの変更が行えます (変更できないアプリケーションやメニューもあります)。
できません。
キオスクモードを使用してください。Xfce をインストール済みであれば、xfce4-session および panel のドキュメントを参照してください。
メニューボタンを左シングルクリックしてからウィンドウメニューが表示されるまでの時間は、ダブルクリック速度の設定に依存します。ウィンドウメニューをもっと早く表示させたい場合は、設定マネージャー→マウス→振る舞い の設定でダブルクリックの時間を短くしてみてください。また、タイトルバーを右クリックすると、ダブルクリック速度設定に関係なく、ほぼ即座にウィンドウメニューが表示されます。
(xfdesktop が動作していれば) デスクトップ上で中央クリックするとウィンドウリストのメニューが表示されます。また、パネルにウィンドウリストプラグインを追加するとパネルからウィンドウのリストメニューが得られ、コマンド xfce4-popup-windowlist
が提供されます。
Xfce 4.8 より、freedesktop.org に準拠したメニューエディターでアプリケーションメニューが編集できるようになりました。わたしたちは Alacarte を使ってテストしています。
Xfce 4.6 については、Xfce 4.5.+ でのメニューのカスタマイズ方法 をご覧ください。
Xfce 4.4 では以下の手順で編集できます。
cp ~/.cache/xfce4/desktop/menu-cache-name-of-the-generated-file.xml ~/.config/xfce4/desktop/menu2.xml cd ~/.config/xfce4/desktop/ cat menu.xml > menu3.xml cat menu2.xml >> menu3.xml mv menu.xml menu.orig.xml mv menu3.xml menu.xml
Now, you already have a menu with all the categories in the main tree with some duplicates, but you must first edit menu.xml with your favorite editor and remove the 4 following lines in the middle of the file, otherwise the menu editor will complain about a wrong format:
</xfdesktop-menu> <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE xfdesktop-menu> <xfdesktop-menu>
That's all. Now you can run the menu editor, remove the few duplicates and edit all as you like.
Settings > Desktop > Menu > Menu Editor
Notes: by removing the “system” line, you will remove all the duplicates menu entries from the auto generated file. So, if it is changed in this auto generated file, they don't appear anymore, but you will get rid of most of the duplicates.
To restore the original menu, just do in a terminal:
mv menu.xml menu3.xml; mv menu.orig.xml menu.xml
Thunar 1.2 より、ゴミ箱機能は GVFS に依存するようになりました。GVFS がインストールされていなければゴミ箱機能も無効になります。他に次のようなことが行えます:
rm %f
を指定) を作成します。Thunar は freedesktop.org 標準に準拠しています。freedesktop.org 仕様については、The FreeDesktop.org Trash specification や XDG Base Directory Specification をご覧ください。
で、実際ゴミ箱に捨てられたファイルですが、${XDG_DATA_HOME}/Trash/files
にあります ($XDG_DATA_HOME は普通 $HOME/.local/share )。
Thunar 1.2 以降では、tumbler と、ffmpegthumbnailer などの動画サムネイラーをインストールしてください。
Thunar 1.2 より、GIO を使用したネットワークファイルシステムのブラウジングをサポートしました。
設定マネージャー→デスクトップ→アイコン の設定でアイコンタイプを「無し」にしてください。
設定マネージャー→デスクトップ→アイコン の設定で表示するアイコンのタイプやデフォルトアイコンの表示の可否を設定できます。
Firefox で外部リンクから新しいタブを開いた時、Firefox はウィンドウマネージャーに対し、新しいタブを含むウィンドウをを表示するよう (前面に移動するよう) 要求します。その表示するウィンドウが現在のデスクトップになかった時、Xfce ウィンドウマネージャはデフォルトでそれを現在のデスクトップに持ってきます。Xfce 4.6 の場合、 Xfce メニュー > 設定 > ウィンドウマネージャー (詳細) の「フォーカス」タブか、または xfconf-query ツールで設定します。xfconf-query では以下の構文で設定します。
xfconf-query -c xfwm4 -p /general/activate_action -s bring|switch|none
設定を “bring” にすると、前面に表示するウィンドウを現在のデスクトップに持ってきます。“switch” にするとワークスペースを切り替えます。“none” にすると何もしません。
上記コマンドで、設定ファイル “~/.config/xfce4/xfconf/xfce-perchannel-xml/xfwm4.xml” に以下の行を追加または編集します: “ <property name=“activate_action” type=“string” value=“switch”/> ”
Xfce ウィンドウマネージャーは、スマート配置と呼ばれる、ウィンドウサイズによって配置を調整する機能を具備しています。基本的にこの機能は、一定のサイズ以下のウィンドウを自動的に中央に配置し、それより大きい場合は新しいウィンドウを自動的に最適な位置に置こうとします。このサイズの基準は、設定マネージャー→ウィンドウマネージャー (詳細) →配置 で調整できます。
簡単に言うと、できません。
詳しく言うと、アプリケーションがそれをサポートしていれば (Thunar や Terminal はサポートしています)、それ自身が最後の場所やサイズを復元します。アプリケーションがサポートしていない場合は、devilspie
や wmctrl
のようなウィンドウマッチングアプリケーションを使用すれば可能となります。
wmctrl
はコマンドラインからワークスペースの切り換え、ウィンドウの (ワークスペース間を含む) 移動や最大化などが行えるツールです。
libwnck
はこれと同様のことを行うライブラリです。
ディスプレイ合成処理が有効になっていると、Xfce ウィンドウマネージャーでは、ウィンドウのタイトルバー上にマウスポインターを置き、Alt キーを押しながらマウスのスクロールホイールを回転させることで透明度を調整できるようになります。ということで、タイトルバー上で Alt キーを押しながらマウスホイールを回転させれば元に戻せます。
ウィンドウにウィンドウ枠が表示されず、フォーカスを移動できないのであれば、xfwm4 が終了している可能性があります。これは、まれに、そして不規則に発生し、追跡が困難という、やっかいなバグによるものです。ですが、これが発生した場合の対策があります。
もっとも簡単な解決策です。これにはフォーカスのあるターミナルかコマンド実行ユーティリティ (xfrun4 (alt + f2) など) が必要です。そこで次のコマンドを入力します:
xfwm4 --sm-client-id=${SESSION_MANAGER##*/} & disown
これで xfwm4 が再起動するはずです。これでうまく行かない場合、以下の方法を試してみてください。
起動時に xfwm4 が異常終了してしまうのであれば、ログアウトしてセッション情報を削除してみてください。ログアウトしたら、~/.cache/sessions/* を削除します。削除後再ログインしてみてください。これを Xfce にログイン中に行わないでください! もし Xfce セッションを保存してそれを気に入って使用しているなら、やはりこれを行わないでください!
Xfce 4.10 以降をお使いなら、GUI からセッションキャッシュを削除できます。Xfce メニュー→設定→セッションと起動からセッションタブを選び、「保存セッションのクリア」をクリックします。その後ログアウトし、再ログインしてください。
これには 2 つの理由が考えらます。すなわち、ログアウト時にセッションを保存しているか、あるいは自動開始アプリケーションに登録されているかです。以下の手順で解除できます。
${HOME}/Desktop/Autostart
や ${XDG_CONFIG_HOME}/autostart
(通常は ${HOME}/.config/autostart
) に格納されています。${XDG_CACHE_HOME}/sessions
ディレクトリ (通常は ${HOME}/.cache/sessions
) の内容を削除してください。以降、Xfce にセッションの記憶をしてほしくない時は、設定マネージャー→セッションと起動→一般 の「ログアウト時に自動的にセッションを保存する」をオフにしてください。Xfce 4.8 以降では、upower を使用して電源制御を行い、そのポリシーは PolicyKit で管理しています。Xfce から制御を行うには以下の設定を行ってください。
exec startxfce4 --with-ck-launch
exec ck-launch-session startxfce4
Xfce 4.6 および Xfce 4.4 では、この解決には 2 つの方法、すなわち sudo の設定と HAL/D-Bus の設定があります。デフォルトは HAL になっています。
以下の手順では、“power” グループを使用します。これはあなたのディストリビューションに依存します。
■ HAL および D-Bus を使う
起動時に hal および dbus デーモンが起動していることと、D-bus のバージョンが 1.1 以降であることを確認してください。正確な手順はあなたのディストリビューションのドキュメントを参照してください。
あなたの /etc/dbus-1/system.d/hal.conf
に以下のような内容が記述されていることを確認してください:
<policy group="power"> <allow send_interface="org.freedesktop.Hal.Device.SystemPowerManagement"/> <allow send_interface="org.freedesktop.Hal.Device.LaptopPanel"/> </policy>
もしなければ追加し、HAL を再起動してください。
root でユーザーを power
グループに追加します ( <username> をあなたが使用するユーザー名に置き換えてください):
gpasswd -a <username> power
ログインしなおすと、シャットダウンや再起動が機能するようになります。
HAL がこのポリシーを PolicyKit に依存するようビルドされている場合は、PolicyKit の設定を変更する必要があります。以下のような内容で /etc/PolicyKit/PolicyKit.conf
を編集してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!-- -*- XML -*- --> <!DOCTYPE pkconfig PUBLIC "-//freedesktop//DTD PolicyKit Configuration 1.0//EN" "http://hal.freedesktop.org/releases/PolicyKit/1.0/config.dtd"> <!-- See the manual page PolicyKit.conf(5) for file format --> <config version="0.1"> <!-- ストレージのマウントポリシー --> <match user="ユーザー名"> <match action="org.freedesktop.hal.storage.*"> <return result="yes"/> </match> <match action="hal-storage-mount-fixed-extra-options"> <!-- for internal devices mounted with extra options like a wished mount point --> <return result="yes" /> </match> <match action="hal-storage-mount-removable-extra-options"> <!-- for external devices mounted with extra options like a wished mount point --> <return result="yes" /> </match> </match> <!-- 電源管理のポリシー --> <match user="ユーザー名"> <match action="org.freedesktop.hal.power-management.shutdown"> <return result="yes"/> </match> <match action="org.freedesktop.hal.power-management.reboot"> <return result="yes"/> </match> </match> </config>
■ sudo を使う
ユーザーに sudo で <prefix>/libexec/xfsm-shutdown-helper
を実行できるようにします。 <prefix>/libexec/
はコンパイル時の設定によって変わります。多くのディストリビューションでは <perfix>/lib/xfce4/session/
になっているかもしれません。sudo をインストールし、root で visudo
を起動してください。そして以下の行を追加します ( <prefix> を適切なパスに置き換えてください):
%power ALL = NOPASSWD:<prefix>/libexec/xfsm-shutdown-helper
root でユーザを users
グループに追加します ( <username> をあなたが使用するユーザー名に置き換えてください):
gpasswd -a <username> users
%power ALL = (root) NOPASSWD: /usr/lib/xfce4/session/xfsm-shutdown-helper
root でユーザを power
グループに追加します ( <username> をあなたが使用するユーザー名に置き換えてください):
gpasswd -a <username> power
ログインしなおすと、シャットダウンや再起動が機能するようになります。詳しい情報は xfce4-session および sudo のドキュメントを参照してください。
設定マネージャー→セッションと起動→一般 で、「ログアウト時に確認する」にチェックマークをつけてください。
このオプションを選択すると、ウィンドウマネージャーはプログラムの読み込み中にマウスポインタを砂時計表示します。startup-notificatoin ライブラリがインストールされている必要がありますが、おそらくあなたのディストリビューションで入手可能だと思います。この機能は最近のアプリケーション (GTK2.x または Qt3.x ベース) でのみサポートされています。
この API はまだ固まっていません。したがって、Xfce 4 は startup-notification ライブラリの 0.5 以降でのみ動作を保証することを覚えておいてください。
Xfce はモジュール式で設計されており、それらの要素は実際は別々のプロセスになっています。あなたはそれぞれのプロセスを再起動するだけでそれらは復活するはずです。次のログイン時にもそれらが再び起動するか確認したい場合はログアウトダイアログの「次回ログインのためにセッションを保存する」か、設定マネージャー→セッションと起動→一般 の「ログアウト時に自動的にセッションを保存する」にチェックマークをつけてください。
各モジュールのコマンド:
パネル | xfce4-panel |
タスクバー | xftaskbar4 (Xfce 4.2 のみ) |
ウィンドウマネージャー | xfwm4 |
デスクトップ | xfdesktop (D-Busサービスに依存。Xfce 4.4 以降) |
スクリーンショットは以下のアプリケーションを使用すれば撮影できます (これ以外にもあるかもしれません)。
それはほとんどの場合、あなたが使っているアイコンテーマがたくさんの SVG アイコンを含んでおり、その描画のためにスクロールがとても遅くなっているせいです。他のアイコンテーマに変えてみてください。
NVIDIAユーザーの場合は、以下の設定を追加してみてください:
nvidia-settings -a InitialPixmapPlacement=0 -a GlyphCache=1
すべてのユーザーにおいて、あなたのドライバーは ARGB Visual をちゃんとサポートしていないのかもしれません。環境変数 XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1 をエクスポートするとそれを無効にできます。ターミナルだけで無効にしたい場合は、以下のようなシェルスクリプトを作成してターミナルの起動時にそれを使うようにしてください。
#!/bin/sh XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1 /usr/bin/Terminal
gtk-xfce-engine-2 パッケージは GTK2 と同じプレフィックスを使用してインストールされなければなりません。ソースからこのエンジンをインストールする場合、デフォルトでプレフィックスは /usr/local になりますが、GTK2 は多くの場合 /usr/bin にインストールされます。gtk-xfce-engine-2 を ./configure --prefix=/usr
指定で再インストールしてください。
テーマの変更に関しては How to install new themes を参照してください。
X11 の設定ファイルで Composite extension を有効にし、xfwm4 が Embedded compositor を有効にしてコンパイルされていることを確認してください (xfwm4 -V
で確認できます)。
Section "Extensions" Option "Composite" "Enable" EndSection
注意: 最近のバージョンの X.org はデフォルトで composite がオンになっています。もし速度やその他の不具合に遭遇したら、これを明示的に無効にしてください:
Section "Extensions" Option "Composite" "Disable" EndSection
X.org が 7.1 以降で、あなたのグラフィックカードが X.org's EXA status page で “supported” とされている場合、EXA を有効にする設定も追加するべきです。xorg.conf のカードの Device section に以下のように追加してください:
Option "AccelMethod" "exa"
EXA を有効にすると合成処理やフォントのレンダリングの速度が向上します。ただし、OpenGL のレンダリング速度は少し低下するかもしれません。
X11 の Composite extension を有効にしたら、設定マネージャー→ウィンドウマネージャー (詳細) で合成処理を有効にしてください。
ATI R3xx/R4xx (9500 to X850, X1050) のユーザーは device
セクションに次の記述が必要かもしれません:
Option "MigrationHeuristic" "greedy" Option "AccelDFS" "true" # but see radeon(4) Option "EnablePageFlip" "true" Option "EnableDepthMoves" "true"
NVIDIA のユーザーは device
セクションに次の記述が必要かもしれません:
Option "RenderAccel" "true" Option "AllowGLXWithComposite" "true"
あなたのシステムでこれらを行うべきかどうか確認するため、/usr/share/doc/nvidia-glx/README.txt.gz
を読んでください (“RenderAccel” と “AllowGLXWithComposite” を検索してください)。少なくとも最近の NVIDIA GLX ドライバーでは、“AllowGLXWithComposite” “true” は X11R6.9.0 以前のバージョンのためにだけあり、 “RenderAccel” “true” はデフォルトで設定されています。もしあなたが最近の NVIDIA ドライバと最近の xorg-server を使用しているならば、これらの手順は必要ありません (そして “AllowGLXWithComposite” “true” 設定をすべきではありません)。
できません。これらはアプリケーション自身が管理しています。
Gtk テーマを変更してみてください。一部のテーマは色を置き換えてくれます。それでもダメな場合、古い ~/.gtkrc-2.0 が残っているかもしれません。それを削除してください。
Orage が Orageクロック を提供しています。Orageクロックを中央クリックすると「Global Time」ウィンドウが開かれ、お好きな数の時計を追加できます。
すでに日本語化作業は完了しており、そのパッケージの次のリリースで提供される状態になっているかもしれません。https://translations.xfce.org/ で最新の翻訳状況が確認できます。ここで翻訳が完了していたならば、そこで ja.po をダウンロードし、以下のコマンドでインストールしてみてください:
# msgfmt ja.po -o /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/<パッケージ名>.mo
翻訳に対してのご意見、ご要望など、Xfce i18n日本語チームへのお問い合わせは xfce-users-jp at googlegroups dot com までお気軽にどうぞ。
バグを見つけたら、bugzilla に報告するか、メーリングリストまたはフォーラムで尋ねてみてください。バグを報告する際は、Xfce debug guide および Pidgin get a backtrace を読んで、その報告が本当に意味があるのか、および役に立つのかを確認するようにしてください。
私たちがリリースの準備ができたと思ったらいつでもです。もしそれにご不満であれば、あなたはいつでも Xfce 開発者全員を雇って報酬を払う方を選択していただいて構いません (その時は VISA か MasterCard でお願いします。American Express はご勘弁ください)… そうしていただければ、私たちはあなたの好みに合わせることができると思います…
いくつかの理由が考えられます: